近年、若い人の間にも肩こりや腰痛を訴える人が増えています。腰痛の有病率を世代ごとにみ
たデータがありますが、世代による差はあまりなく、30代など若い世代にも腰痛を訴える人が多
いということです。

これは、緊張した姿勢を長時間続けたり、ストレスを感じながら仕事したりしている「パソコン漬け
、運動不足」のライフスタイルを余儀なくされる人が増えたことと関わりがあるようです。

ある調査によると、緊張した姿勢は集中力を低下させる要因になるということです。仕事の効率
を上げるためにも緊張した姿勢で仕事を続けることは避けたほうがよさそうです。

こうした問題は患者様ご自身も深く認識しておられることがほとんどです。
姿勢をなおさなければならないと思うのだが、どのようになおせばいいのか教えてほしい、とい
うご意見も非常によくいただきます。

正しい姿勢をとろうと思っても、何が正しい姿勢であるか分からないと結局なにもできませんし、
背筋を伸ばそうとして緊張してしまうこともあります。正しい姿勢って何だろう、という問題はそう
簡単ではありません。ピンとまっすぐに立っていても、それが緊張した状態であれば肩こりや腰
痛の原因となりかねません。

当院の治療がめざすのは、余分な緊張が取れていて、本来的な動きがでてくる身体の状態
す。固定的な正しい型に姿勢をあてはめるのではなく、身体本来の痛みがなく使いやすい状態
に戻すこと、姿勢という字のとおり「勢いのある姿」でいられること、が目標です。


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